【価格は198万円から】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アクアの最新情報まとめ!グレード別価格帯や主要装備、ボディカラー、安全装備などをチェック!

新型ヤリスとの共喰いはもちろん、ホンダ新型フィット4や日産の新型ノートe-POWERをも圧倒する?

いよいよ2021年7月19日より発売スタートとなったトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アクア(Toyota New Aqua)ですが、このモデルに関するグレード別価格帯や詳細な情報が明らかになったのでご紹介していきたいと思います。

いつもお世話になっているトヨタディーラーに取材させて頂いたところ、2021年6月19日よりスタッフ資料の配信並びにグレード別価格帯と見積もり作成、同年6月25日より初期ロットオーダー開始、同年6月28日には生産開始となっています。

そして半導体の供給不足が影響し、最も需要が高まるであろう主要グレードXだけが2022年1月6日に生産開始という、何とも悪条件な販売スタートとなります。

既にトヨタディーラーでは、グレード構成やパワートレイン、燃費、グレード別主要装備・メーカーオプション、グレード別価格帯などの情報が明らかになっているため、早速それらの情報を展開していきたいと思います。


新型アクアのグレードは大きく4種類にて構成される

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まずは新型アクアのグレード構成をチェックしていきましょう。

大きくは4種類にて構成され、営業車・レンタカー・フリート向けのエントリーグレードBを含め、X/G/Zとなりますが、この点は新型ヤリスと同じ構成になります。

【新型アクア・グレード構成一覧】

◇エントリーグレードB(フリート系)[2WD/4WD]

◇エントリーグレードX[2WD/4WD]

◇中間グレードG[2WD/4WD]

◇上位グレードZ[2WD/4WD]

そして今回の新型アクアで最も嬉しいのが四輪駆動(E-Four)が追加されるということ。

やはり降雪地域/寒冷地向けのグレードが充実していなかった先代アクアに対する不満も多かったようで、新型ヤリス同様に新世代プラットフォームTNGA-Bが搭載されることに加え、四輪駆動化で安定した走破性を得られるのも大きなメリットの一つだと思います。

この点はファミリーユース世代からのリクエストが多かったのだと考えられ、これを上手く反映しつつ、先代アクアからの乗り替え、新規ユーザーの獲得、新成人/新社会人を迎えるユーザー獲得を狙った一台ではないかと思います。

なおボディサイズについては、TNGA-Bプラットフォームを採用することで若干のサイズアップが予想されるかと思いきや、全長4,050mm×全幅1,695mm×全高1,485mmと全高アップ以外は据え置きで、ホイールベースが+50mm延伸で走行性能も向上されるとのこと。

パワートレインは新型ヤリスと同じ3気筒HVで、新技術も採用へ!

そして最も気になるのがパワートレインですが、こちらも新型ヤリスと同じ排気量1.5L M15A型直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムのみがラインナップ。

そして営業車向けのBグレード以外では、新世代技術となるバイポーラ構造が採用されるとのことで、基本的にはニッケル水素電池が採用されることに変わりはないものの、電池内部の電極とセパレーターが折り重なることで出力向上→50km/h付近までバッテリー走行が可能になるのも非常に大きなトピックだと思います。

あとは燃費性能もWLTCモードで35.8km/Lまで向上するとのことで、新型ヤリス・ハイブリッドの36.0km/Lには到達していないものの、新型アクアは後席の居住性やトランクの積載に富んだファミリーユースなコンパクトハッチバックなので、0.2km/Lの燃費差以上の満足度が得られる実用性の高い一台ではないかと思います。

新型アクアでは、日産のe-ペダル的な強力な回生ブレーキを採用する「POWER+」モードを搭載

この他の走行性能における大きなポイントとしては、日産の新型ノートe-POWER/ノートオーラ(Nissan New Note Aura)のような強力な回生ブレーキを発生するe-ペダル的な機能「POWER+」も搭載されるとのことで、フットブレーキを多用しなくとも十分アクセルのオン/オフだけで操作できるとのこと。

ただしこの機能は、いわゆる走行モード「ECO/NORMAL/POWER+」のなかで、「POWER+」を選択した場合に作動するものになるため、ECO/NORMALだと従来通りの回生ブレーキになります。

あとはシート構造を一から設計し直しているとのことで、車内への乗降り改善はもちろんのこと、長時間乗っていても疲れないような特別なシートに仕上げられているそうです。

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新型アクアのフロントマスクも明確に!

こちらが新型アクアのフロントマスク。

実際には、フロントグリルにはパッソ(Passo)に近いU字型のシルバーフレームが設けられ、ヘッドライトにはスバルBRZのような”コ”の字型のLEDデイタイムランニングライトが設けられます(LEDヘッドライトとデイライトを装備した場合)。

サイドビューやリヤビューは現行アクアに近い印象ですが、顔つきは現行から大きく変化したように感じられます。

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